1年も治らない傷があったので皮膚科を受診したら、イボだった話

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1年も治らない傷があったので皮膚科を受診したら、イボだった話

子どもの指の関節に1年も治らない、小さな赤い傷がありました。

皮膚科に行ったら、なんと、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅  じんじょうせいゆうぜい)と診断されました。

尋常性疣贅とは、「ふつうのイボ」という意味だそうです。

本記事では、イボと診断されるまでの経緯や治療内容をまとめました。

過去の私と同じような経験をされている方のお役に立てればと思いました😃

この記事のポイント

  • 様子を見ていても治らない傷があったら、早めに皮膚科へ行く
  • 皮膚科の先生でも、患部を肉眼で見ただけでは診断できないこともある
  • ウイルス性のイボは、完治するまでに数ヶ月かかる

イボの経緯

1年間も治らない傷だと思っていたら、ウイルス性のイボだった。

ある日、人差し指の関節に小さな傷ができていました。

子どもは「遊んでいるときにケガした」と言っていました。

痛みも出血もなかったので、清潔にして治るのを待っていました。

1週間経っても治らないので、

お風呂上がりに市販の傷薬と絆創膏をつけて様子をみていました。

傷薬を塗っても改善しないので、そのうち薬を塗ることも忘れていました。

コロナ禍でできる限り病院に行かないようにしていたせいで、

結局、傷ができてから1年近くも放置してしまいました。

予防接種後の内科で診察

インフルエンザ予防接種で内科にかかったときに、

先生に患部を診てもらえることになりました。

先生は傷の部分を肉眼で診察していました。

先生は、しばらく悩んで、

「わかりません。この薬を2週間塗って治らなければ皮膚科に行ってください」と言いました。

処方された薬は「ゲンタシン軟膏0.1%」でした。薬を塗りましたが、

傷は改善はされなかったので、もう絶対皮膚科に行こう!と決めました。

ついに皮膚科で診察!原因・治療法は?

皮膚科の先生が、指の傷口を肉眼で診察し、

「これは肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)ですね。…様子を見ましょう」と言いました。

私が1年も傷が治っていないことを再度強調したところ、

ダーモスコピー(ライトがついた拡大鏡)を取り出して診察してくれました。

それで初めて、ウイルス感染によるイボだと判明しました!!

ダーモスコピーで診てもらえて良かった~😂

どうやら1年前にできた傷に、いつの間にかウイルスが入っていたようです。

治療法は1つ…

確実な治療法は液体窒素でジュ~と焼く「冷凍凝固法」だそうです。

この治療法は、イボの上を液体窒素で浸した綿棒で3回くらい、押さえつけられます。

もちろん、子どもは大泣きです😭

私も10年前に親指の側面にウイルス性のイボができたことがあり、

この治療を経験したのですが結構痛かったです。

治療後の数時間は、ジンジンとした痛みが残ります。

しかもこの治療は、約2週間間隔で継続して受ける必要があります😱

イボからウイルスがいなくなるまで治療が続きます。長い戦いになりそう…。

治療後のイボの様子

治療後の子どもの指のイボは3日間くらい水ぶくれになりました。

水ぶくれって見ていると、いじりたくなりますよね。

子どもが水ぶくれをいじろうといしていたので、

「水ぶくれを破っちゃうと、治るの遅くなっちゃうみたいだよ💦」と伝えると、

ちゃんと理解してくれました。

冷凍凝固法で治療した後は、数時間~翌朝まで痛いようなので、

大事な行事の前日などに治療しない方がいいかもしれません。

その後、皮膚科で2回冷凍凝固法で治療しました。

初診から2ヶ月近く経とうとしています。

見た目は、だいぶ治ってきました。

子どもは皮膚科の時間が近づくと嫌そうにしています。

でも皮膚科での治療後に先生からシールのご褒美をもらったときは、

とても嬉しそうでした。

帰宅後に「また皮膚科行きたい!」と言ってくれました。

シールの力はスゴイ!笑

見た目は治ってきましたが、

自己判断で治療を止めずに、必ず先生にイボが完治したか診てもらう必要があります。

なぜなら、ほんの少しでもイボにウイルスが残っていると

またイボが元に戻ったり、周りの人にウイルスを感染させてしまったりすることがあるからです。

予防方法

皮膚科の先生によると、他人と共有するものにウイルスがついていて、あかぎれや小さな傷口などから、ウイルスが入って感染して発症することが多いようです。

皮膚に傷口を作らないようにできることはこまめな保湿だそうです。

特に冬は乾燥していて傷ができやすいので気をつけたいですね。

幼稚園・保育園や学校では、あらゆるものを共有しますし、

ケガや傷もよくできますよね。

子どもの生活の中でウイルス性のイボがいつできてもおかしくないなと感じ、保湿をもっと徹底することにしました。

最後に

皮膚科って後回しにしてしまいがちですが、行っておいて良かった。

もっと早く皮膚科に行っていれば、早く完治してかもしれません。反省しています。

まだ子どものイボは完治していませんが悩みを一つ解決できてスッキリしました!完治した際は何回皮膚科に通って治ったかなど詳細を報告します😃