トイレトレーニング(トイトレ)って、
いつから始めたらいいの?
何が必要なの?…と悩んでいませんか?
本記事では、トイレトレーニングの疑問や準備の方法を書籍と体験談をもとにまとめした。
「これからトイレトレーニングを始めよう!」
「始めてみたけど、思うように進まない…」
という方々の参考になれば幸いです^^
トレーニング開始は、いつから?
なぜ、2~4歳なのでしょうか?
小児科医の細谷先生によると…
2歳頃になると、
- おしっこの間隔が 2時間以上あくようになる
- おしっこが「出た」「出したい」感覚がわかり始める
ため、トレーニングの開始の目安となる。
さらに、
- 言葉や指さしで自分の意思が伝える
- トイレに間に合うように小走りする
といった、トイレに行く時に必要なこともできるようになる。
しかし、膀胱(の、おしっこを我慢・ためる)機能の発達は、個人差が大きいので、
4歳過ぎまで おむつが外れない子もいる。
1歳で始めるのは、少し早いかもしれない。
…ということです( 細谷・後掲 p.57, p.107, p.169)。
思うようにトレーニングが進まないからといって悩む必要は無いのですね^^
先生のアドバイスは、とても勉強になります。焦らず、気長に子どもの成長を待てますね。
やり方
細谷先生によるトイレトレーニングのやり方のポイント
決まったタイミングでトイレに連れて行って、おしっこができるようになると、次第に自分からトイレに行けるようになるそうです( 細谷・後掲 p.57, p.107)。
ちなみに私が知人に教わったやり方(裏技?)…
細谷先生のやり方をおさえた上で、こちらも試したら抜群に効きました。一度 不快感を味わったので、次から失敗しないように積極的にトイレに向かってくれるようになりました(笑)
「いきなり布パンツにしたら、お漏らしした時の後片付けが大変そうだな…」って思いますよね。
布パンツでいるときは、ベッド・ソファー・マットなど洗濯しにくいものの上で遊ばせないようにすれば、万が一の時も安心です。昼寝のときも、洗いやすい敷物+バスタオルの上で寝てもらっていたので、おねしょの時の後片付けも簡単に済みました。
夜のおむつがとれるまでは、昼のおむつがとれてから、プラス半年かかりました。睡眠中のおしっこが確実になくなるまで、おむつを外したくありませんでした。なので様子をみるのために、夜だけ半年くらい長くおむつをはかせていました。
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便座
実際に買って、なおかつおすすめなのがリッチェルのソフト補助便座です。
踏み台
こちらは実際に買ったものは、現在売っていなかったのですが、それとほぼ同じものが売っていたので、紹介させていただきます。
おすすめポイントは、3つです。
実は、大人は洋式トイレで息むときに踏み台があった方が、力まずにスムーズな排泄ができるようになるのです。それを聞いてから、大人兼用がいいよね!と思い、こちらと同タイプの商品を購入しました。
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ふつうの布パンツ
バースデー・しまむら・西松屋などで、子どもが好みのキャラクターのふつうの布パンツをそろえます。4枚くらいあると、安心です。
層になってるトレーニング用のパンツは、衛生面が心配だったのと、知人から不要と聞いていたので、買いませんでした。
ごほうび
シール・台紙を用意します。場合によっては、おもちゃもいいです。
ごほうびシールは、アンパンマンやトーマスが特に好きでした。シール台紙の裏は、表彰状になっています♪私は、Amazonで購入していましたが、西松屋にも売っていたのを見たことがあります。専用のシールや台紙が切れてしまったときは、お子様用のカレーやお菓子のおまけなどのシールを、かわいい紙に貼って代用したりもしました。トイレに行くたびにシールが増えていくのが、子どものモチベーションアップにつながっていました。
おもちゃも かなり効きます。我が子は、「トイレでうんち出すのがイヤ!」と言って、便秘になりがちでした。そんなある日「もし、トイレでうんち成功したら、チャレンジ ソドー島買おうね」と子どもと約束したら、1週間ほどで大成功しました(笑) おもちゃのパワーすごいです!
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絵本
ノンタンの本は、子どもが気に入っていました。ページがボロボロになるまで何度も読んでいました。
家族に お兄ちゃんやお姉ちゃんがいたり、保育園や幼稚園でお手本になる友達がいるといいのですが、そうでもない場合は、こちらの絵本を一緒に読んだ後、「ノンタンたちのまねしてトイレに行ってみよう!」と誘ってみるのも効果あります。
トイレ内の装飾
好みのキャラクターの切り抜きを、子どもがトイレに座ったときの目線の位置に貼りました。貼る際は、簡単にはがせる両面テープなどが良いです。あと、トイレの壁は意外とホコリが付いているので、ドライタイプのクイックルワイパーで掃除してからの装飾をおすすめします。
最初は、トイレを怖がっていたのですが、この装飾のおかげでトイレは楽しい場所♪と思ってくれたので、効果大でした。先述した、ごほうびシールの台紙も壁に貼ると、楽です。台紙は、シールで埋まると剥がすことになるので、マスキングテープなどで、四隅を貼るのがおすすめです。
流せるおしりふき
うんちのトレーニングの時に必要です。トイレットペーパーだけでうんちを何度も拭き取ると、おしりが痛いようですし、うんちが最後までキレイに拭き取れるので、あった方がいいですね。流せないタイプのおしりふきしかないときは、間違ってトイレに流してしまわないように、おしりふきのケースに「流せない!」と書いておいた方がいいです。
トイレクイックル
子どもが男女関係無く、トイレのたびに掃除が大変です。でも、トイレクイックルと出会ってから、かなり楽になりました。色々なトイレ掃除シートを使ってきましたが、トイレクイックルが1番おすすめな理由は、①厚手なので、拭いている途中で破れないから。②大判サイズなので、トイレの壁・便器・床まで1枚で拭けるから ③掃除した後に、手に香りが残らないから。です。ミントとローズの両方の香りを使ったことがありますが、どちらも程良い香りで気に入っています。
ノズルつきアルコールスプレー
アルコールスプレーもトイレに常に置いてます。私は、掃除した後の手をキレイにしたい時に、一拭きしています。トイレのドアノブなどを掃除するの時に、トイレットペーパーにアルコールで一拭きして掃除すれば、そのまま流せて便利ですね。
ぞうきん・キッチンペーパー
ボロ服やボロ布などをとっておくと、トイレに失敗したときに、たくさん水分を吸ってくれるので便利です。掃除したら、すぐゴミ箱に捨てます。その後、水やアルコールを含ませたキッチンペーパーで仕上げに拭けば、衛生面も安心です。
替えの洋服
多めにあった方が洗濯に余裕があっていいです。ユ○クロは全体的良い物が多いのですが、なぜか子どもの伸びるタイプのズボンは、2回ひざ部分が破けたので、子どものズボンだけはユ○クロで買っていません。個人的には、しまむらの子ども服コーナーのズボンの方が丈夫な印象です。
手洗い用 踏み台
トイレ用の踏み台と兼用すると衛生面が心配なので、手洗い場の前にも踏み台があった方が便利です。
トイレトレーニングで 不要なもの
個人的に、トイレトレーニングで不要だと思うものは、以下の2つです。
- 層タイプのパンツ(洗濯が大変だから)
- おまる (手入れが大変だから)
トイレトレーニングを終えて、思ったこと
トイレトレーニングって周りの子が終了すると焦ります。トレーニングを始める前は、億劫でしょうがなかったのですが、始めてみると案外あっという間に終了です。保育園や幼稚園などで集団生活をしていると、なおさら早いかもしれません。遠い過去ですが、「○○(わが子)は、まだ一人でトイレできないの?」と、言われて傷付いたり、焦ったりしたことがありました。今思えばそんなこと、いちいち気にしないで良かったんです。
トレーニングが終了しても、未使用のおむつをすぐに捨てないほうがいいと思っています。理由は…
- 夜、トイレに行かずに寝てしまったときに、はかせると安心だから
- 長時間 車で移動するときに車内が汚れず安心だから
- 公園で長時間遊ばせるときに公衆トイレが無くても安心だから
- 災害時のトイレの代わりになるから です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。暖かくなる頃は、服装が薄着になってトイレトレーニングを始めるチャンスです!
ポイントは、必要な物をそろえて、ドンと構える です!
先生のアドバイスにあった通り、気長に進めればいいのです。
子どもが少しでも何かに成功した時に、ママ・パパが大喜びすると、子どもは自信がつくそうです。
これから始める方や、トレーニング休憩中の方のお役に立てたら幸いです^^
参考文献
細谷亮太『最新決定版 はじめての育児』 学研パブリッシング、2015
こちらの本、ご家庭に一冊あると、いざという時も心強いです。
症状別チェックシートが付いています。お子様の気になる症状に対して、どんな病気が予測されるか、一目でわかるので勉強になります。