●このオレンジの花の雑草、最近よく見るけど、どんな花?
●かわいい花だから、増えてもいいんじゃないの?
こんなお悩みを解決できる記事を書きました!

👆この花、名前は「ナガミノヒナゲシ」。
かわいい色の花が風に揺られて、見ていて春を感じますよね😊
ポピーに似ています。
しかし…調べてみると、実は怖い花だそうです。
特に、小さなお子さんがいる家庭では、非常に注意が必要です。
この記事では、「ナガミノヒナゲシ」の怖い特徴と注意点について
まとめました。
特徴
- 1960年に関東で初確認
- 1990年以降急激に分布
- ヨーロッパ原産の帰化植物(外国から伝来し、野生状態になった植物)
- 繁殖力が強い
- 未熟な種にも発芽能力がある
- 種は、風に吹かれたり、タイヤにくっついたりして運ばれる
- 道路脇でも群れて咲く
何で日本に入ってきたの?
輸入穀物に混じって日本に入ってきたと言われています。
怖い特徴② 1500個の種子

ナガミノヒナゲシを漢字で書くと「長実の雛芥子」
長実は、長い果実を付けることに由来。
その長い実の中には1,500個もの種子が入っている。
つまり、↑の写真で黄色く囲んだ実は4つなので、
この周辺には少なくとも6,000個の種子が落ちる。

この種子は6月にこぼれ落ちてくるそう…。😱
種は、砂のように小さく、凹凸があるので、タイヤや靴底にくっついて運ばれ易い。そしてどんどん増殖…
怖い特徴③ 周りの植物の生育を強く阻害
ナガミノヒナゲシの根と葉からは、周りの植物の生育を強く阻害する成分を含んだ物質が生み出される。
家庭菜園の植物の近くに咲いていたら、枯らされてしまう恐れがあるので要注意!
怖い特徴④ 毒性がある

ナガミノヒナゲシには有毒物質(アルカロイド)が含まれている
(多くの有毒な植物にはアルカロイド含まれている)
素手で茎を触ったり折ったりすると、手がかぶれる危険性がある
引っこ抜く際は、ゴム手袋が必須。
公園でたくさん咲いている花を子どもがたくさん摘んで花束にする遊びをよく見ますが、これをナガミノヒナゲシでやってしまったら…怖い!
絶対に触れないように注意しなくてはいけない!
まとめ
- ナガミノヒナゲシは、見た目はかわいいが怖い
- ナガミノヒナゲシを処理するときにも注意が必要
- ナガミノヒナゲシには触れてはいけないと子どもに教える