●賞味期限切れが切れたたまごは食べられる?
●たまごのパックを開けると変な臭いがするけど大丈夫?
●ゆで卵ってなんで殻が剥きにくいの?
こんな疑問を解決できる記事を書きました!
この記事を読めば、たまごのことをキチンと知ることができるので、卵を上手に料理に活用できて無駄をなくすことができますよ😊
賞味期限切れのたまごは食べられる?
結論、早めに加熱すれば食べられる!
生の心配の無い、チャーハン・固ゆで卵・固い目玉焼き・玉子焼きなどが安心ですね。
たまごの賞味期限=「たまごを生で食べられる期限」
しかし、注意点!
たまごは、保管状態によっては賞味期限より早く傷んでしまうことも。
確かに、常温で保管するのは痛みそうですよね。
たまごの最適な保管温度は?
たまごの鮮度を保つための最適な保管温度は、8~10℃
なんと、保管場所は野菜室が最適だった…!
普通の冷蔵室の温度は2~5℃ですからね。
しかも下の段ほど冷えるそうです。
パックを開けたときに薬品臭がするけど大丈夫?
結論、大丈夫
- 卵は厚生労働省の指導により、包装選別工場で洗浄される
- 洗浄時に殺菌効果のある「次亜塩素酸ナトリウム溶液」または「オゾン」を使用
- 「次亜塩素酸ナトリウム溶液」から発生した塩素臭がパックにこもることがある
- 臭いがしても品質に問題なし
- 臭いは蒸発し、そのうち消えていく
ゆで卵の殻がむきにくいのはなぜ?
結論、たまごが新鮮で、ガスが内部から殻を押すから
- 新鮮な卵の卵白には炭酸ガスが多く溶け込んでいる
- ガスの圧力が卵殻膜を押す→むきにくくなる
- 冷蔵温度帯で流通・販売・保存→ガスが放出されにくい
ゆで卵の殻を簡単に剥く方法も載せています🔽
卵の選別包装工場では、どんな検査をする?
選別包装工場(Grading and Packaging Center:GPセンター)では、目視以外にも色々な検査をしています。
1. ヒビの有無をチェック
ヒビ卵検知器で卵を軽く叩く→音の違いでヒビの有無を検出
2.異常な卵がないかチェック
異常卵検知器で卵に光を当てる→血液混入卵・無黄卵・卵黄が乱れた卵を検出
3.卵の殻の汚れをチェック
汚卵検知器で卵を撮影→画像認識により卵殻の汚れ・異物を検出
卵の殻には小さな穴がある?!
- 卵の殻には「気孔」と呼ばれる穴がたくさんある
- 気孔の数:7,000-17,000個
- 生たまごは、気孔から酸素を取り入れたり、炭酸ガスを排出したりする
卵白の中にある、白いヒモのようなものは何?!
- 卵白にある白いヒモのようなものは「カラザ」と呼ばれる
- 卵黄の位置を真ん中に保つ働きをしていると考えられている
- シアル酸という抗菌物質が多く含まれている
- 食べても大丈夫!むしろ栄養満点で食べなきゃ損!
まとめ
- 卵は賞味期限が切れても加熱すれば食べられる
- 卵の塩素臭がしても問題ない。臭いも次第に消える
- ゆで卵が剥きにくいのは、炭酸ガスが内部から押しているから